画像ファイル 1988第1回リサイタル
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年寄りの逆襲
アリババと15人の盗賊

元テレビ局プロデューサーの宮島将郎が1982年の担当番組に出演したエール
大学 合唱団ウィッフェンプーフス(Whiffenpoofs)の魅力に執りつかれ、毎年来日
をボランティアで世話するうちに自分も同じような楽しいコーラスをやりたくなって
1987年に始めたアカペラのアンサンブルです。日本のポピュラーソング
(演歌を除く)をアカペラで歌います。

隊員は平均年齢61.9歳(2006年正月)、ビジネスマン17人(現役11・年金5・
園長1)+女性1名。慶応大学ワグネルソサィエティOBが中心で、早稲田とお茶
の水が一人づつ。過去のメンバーには関学1、エール2、クィーンズランド1もいます。

ほとんどの編曲と作詞作曲は座付き編曲者の隊長、宮島が担当、巧い下手に
関係無く全員がソロをし、全員がバックコーラスで支える
<みんなは一人の為に、一人はみんなの為に>システムです。

過去16回(年1回)リサイタルを開催(近年はサントリー小ホール)していま
すが、最初は他人の曲を編曲していた隊長が、ここ数年は自分でオリジナルを
作り始め、聴衆から喜ばれています。中でも1999年のリサイタルで披露した
「バブルバブルブー」は反響が大きく、多くの聴衆から「ぜひ世に出したら」
と勧められました。

隊長は三木鶏郎が昔ラジオでやった「日曜娯楽版」の風刺精神が大好きで、
2000年には「リストライクがど真ん中、見送り三振すぐ首だ」という歌詞の、
リストラされた男の歌「草野球の歌」を発表、サントリーホールを大爆笑の渦
に包み込みました。2001年は「女房への手紙」で、どうしても習癖から抜けら
れないサラリーマンの独白を聞かせ、2004年は「ゆうべは最高」で、サラリー
マンの滑稽な下心や定年の悲哀を歌いました。さて、2005年は「携帯電話」、
みなさんお楽しみに。

下町シリーズには、下町のアパートで一人暮らしのお婆さんが、子どもの頃に
好きだった桶屋の息子をを懐かしむ「桶屋の新ちゃん」、息子を怒鳴りながら
も愛情たっぷりな下町の屋根屋夫婦を歌った「屋根屋の大五郎」、戦死した子
供たちをいつまでも店で待つ「駄菓子屋の茂さん」の歌、花火の夜の若い男女
の恋模様を歌う「花火」などがあります。

クラシックの編曲では、バッハの「G線上のアリア」をもじった「爺さん上の
アリア」(2004年)が大好評、2005年もサプライズが皆様を待ち構えています。

キューバの90歳バンドを手本に、年寄りの逆襲と楽しさを追及する「アリババ
と15人の盗賊」の明るい未来にご期待ください。(文責:宮島)

直線上に配置
★これまでの足跡
毎年6月     エール大学Whiffenpoofsコンサート賛助出演
毎年7月(終了) 長野県佐久市メアリーローズガーデン出演
2001年7月    NHK「首都圏生き生きワイド」出演
2002年7月    東京三田倶楽部出演
2003年5月    TBS「大沢悠里のゆうゆうワイド」出演
2003年10月   「六所の森コンサート」出演
2004年1月   「エフエムあやべ」出演
2004年2月   「エフエム入間」出演
2005年1月   「田崎真珠サロンコンサート」出演